【中途採用の一次面接対策は】よく聞かれる質問もあわせてチェック

転職活動を開始し、志望企業へ応募し書類選考が通過となったら、一次面接が行われます。一次面接といっても、どんな質問をされるのか、何か対策をしたほうが良いのではと思いながら、どこから手をつけていいか分からない人も多いのではないでしょうか。

 

当記事では志望企業への転職を成功させたい人に向け、一次面接を無事に通過するための対策について解説します。一次面接に向けて準備しておきたいことなど、転職活動中の人は、ぜひ参考にしてください。

転職における一次面接の位置づけ

一次面接といっても、新卒で受けた一次面接と中途採用における転職での一次面接では全く意味が異なります。転職活動が初めての人は、新卒時の一次面接と思って挑むと思ったような結果が出ないため注意が必要です。では、転職における一次面接は、どのような位置づけとなるのでしょうか。

 

転職における一次面接は、自社にマッチするだろう人の絞り込みです。募集している職種に関して、転職希望者が会社の求めるニーズにマッチングしているかが最大の焦点と言えます。新卒の就職活動でも受ける一次面接も似ている部分はありますが、社会人経験のない学生が相手。

 

募集職種への早期マッチングより、応募者が会社のカルチャーに合うかどうか広い意味で絞り込まれている点が微妙に違います。もちろん新卒での一次面接と同様、挨拶や服装などと言った基礎的なマナーや、コミュニケーションについても注目されます。

 

会社がすぐにでも力を発揮してほしいと人材を求めている部署とミスマッチしていないか、新卒時のとき以上にチェックされる場ということを認識していきましょう。

 

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一次面接で落ちないために準備しておくポイント

①今回の採用ポジションで求められることを調査

②現職・前職での具体的な実績・スキルを正しく伝える

③入社後に活躍できるイメージも具体的に共有する

 

志望企業の第一関門で落ちないために準備しておくべきポイントは、忠実に会社で働けるという印象づけです。印象は事前準備ができていれば劇的に変わることができるため、一次面接を通過できる可能性も高くなります。

 

言わずもがな、社会人としてのビジネスマナーとして服装、靴、清潔感のある身だしなみは必須です。誠実な身構え心構えを前提に、事項への準備を整えましょう。

 

①今回の採用ポジションで求められることを調査

この会社で働きたいと面接に来たにも関わらず、会社のことについて全く知らなければ、どれだけ立派な経歴があっても次の選考には進むことができません。

 

そもそもなぜ、今回のポジションが募集されているのか。その背景を知るために採用サイトや募集要項をくまなくチェックし、求められているスキルや人物像をイメージしましょう。可能な限り会社のことを調べて面接に来たという姿勢を見せることが印象アップにつながります。

 

②現職・前職での具体的な実績・スキルを正しく伝える

転職市場で求められているのは、これまで積んできた実績やスキルをいち早く自社で発揮してもらう即戦力です。そのためには、自身の経験やスキルをしっかりとPRしなくてはいけません。

 

営業実績であれば数字を交えることで、面接担当者にも視覚的に訴えることができます。ただし、数字だけが目立ってしまうPRになってしまっていないか、その点については注意しましょう。

 

なぜ数字が達成できたのか具体的な方法や工夫が話の中にあってこそ、数字に説得力が生まれます。会社の成長のなかに自分が即戦力で活躍できることをしっかりとPRできれば、長期的に会社へ貢献してくれると判断されるでしょう。

 

③入社後に活躍できるイメージも具体的に共有する

会社にとって転職者の採用はコストがかかります。会社としては、入社してくれたらできる限り長く働いてもらいたいという想いで採用活動をしています。入社後に活躍できるイメージを面接担当者に具体的にイメージさせることができれば、一次面接通過の可能性も上がります。

 

活躍といっても、ただ結果を出せばよいというものでもありません。会社のビジョンや方向性に沿っていなければ、会社としては良い活躍とはいえません。会社のビジョンや部署の雰囲気を察しながら、チームで成果を生み出せることを発信し、双方が入社後の活躍をイメージできるように共有しましょう。

 

一次面接に通過するために必ずやっておくべき対策

①自己紹介

会社にとって転職者の採用はコストがかかります。会社としては、入社してくれたらできる限り長く働いてもらいたいという想いで採用活動をしています。その実情を把握したうえで面接に挑めば、面接の質問に対する受け答えも変わるはずです。

 

5年後や10年後のキャリアプランを質問されても、会社の成長のなかに自分がそのメンバーの中に定着していることをしっかりとPRできれば、長期的に会社へ貢献してくれると判断してもらうことも可能です。

 

②転職理由

なぜ転職しようとしているのかについて、自分の軸を作っておくことが大切です。「専門的な仕事をしてきたから、幅広い業務に携われる」など、発言に一貫性があると面接担当者もツッコミどころがなく次のステップに進む近道になるでしょう。

 

反対に、一貫性のない受け答えは印象が悪くなります。なぜ自分が転職したいのか。転職したい理由と、募集している会社の仕事がマッチングしているのかを伝えることが重要です。

 

③志望動機

志望動機への質問への回答は、募集職種に自分がマッチしていることをイメージしながら話すことが重要です。よく志望動機が、この会社に入って成長したいという人がいます。残念な話ですが、会社は事業の成長のために経営しており個人の成長のために事業を行っていません。

 

志望動機と聞くとどうしても、自分がこの仕事を志望している理由だけを熱く語ってしまいがちですが、少し冷静になりましょう。自分のこれまでの職務での経験とやりたい方向性が、今回募集している仕事がマッチングすれば双方にとってメリットである。

 

こういった印象を面接担当者が感じてくれることを意識した志望動機にすると印象を上げることも可能です。

 

④職務経歴

職務経歴への質問に対しては、苦労した話や頑張った話だけにしたいことが大切です。面接担当者が職務経歴について質問をする背景には、入社後に予定している部署でパフォーマンスを発揮してもらうために活かせる経験や実績はないか確認があります。

 

募集要項を確認すれば、転職後の業務内容をイメージすることは可能です。その業務に対してこれまで経験してきたことや、その際に苦労したことを面接担当者に共感してもらうことができれば、マッチングしている見込みが高いと判断されるでしょう。

 

未経験の業種や職種への転職へチャレンジする人は同じような経験がなく不安に思われるでしょうが、あなたは書類選考を通過し一次面接に挑まれているはずです。募集要項に記載している業務内容とこれまでの仕事で経験してきたことを重ね、未経験でも通用できると思われるよう応えていきましょう。

 

⑤逆質問

面接の最後には「何かご質問はありますか」と逆質問をされることがあります。面接担当者が逆質問をする理由を考え、適切に対応していきましょう。まず、逆質問をするのは応募者が疑問に思っていることを解消する時間として捉えています。

 

面接を受ける前や面接で話した内容で、疑問点を上げ応募者の理解を深めてもらう狙いがあります。応募者の疑問や不安が解決すれば、応募者の入社への意欲も高まります。また、逆質問で応募者の聞く力を計っている企業もあります。

 

質問が上手な人ほど相手の話を聞く力が高く、コミュニケーション能力に優れています。面接対策をしっかりした内容ではなく今日の面接を通じた質問などができれば、短い時間でもしっかりと意思疎通ができた応募者だということを認識してもらうこともできるでしょう。

 

一次面接は担当者によっても対策あり

一次面接では応募職種の現場担当者や上司が面接担当者の場合と、会社を代表して人事担当者が面接担当者の場合とでよく分かれます。同じ一次面接とはいえ、面接担当者が見ているポイントが若干違いますのでそのあたりも踏まえ対策しておくとよいでしょう。

 

①現場担当者の場合

応募職種の現場担当者やその部署の上司の場合、面接で確認したいことは一緒に働きたいと思えるかどうかのウエートが大きいです。採用となれば長い間、ときには家族以上に付き合っていくかもしれない仲間なので、逼迫した現場でなければしっかりと吟味したいところ。

 

なので、これまでの職務経歴を元に大変だったことや頑張ったことを質問されることが多いでしょう。もし募集職種の業務内容と自らの経験で苦労したエピソードが面接担当者に共感されれば、一次面接を通過できる可能性もアップします。

 

面接を受ける側にとってもむしろ人事担当者が面接担当者よりも現場担当者が面接官の方がメリットで、自分にとっても合う職場の雰囲気を確認することもできます。

 

②人事担当者の場合

一方、人事担当者が面接担当者になる場合は、いかに会社に定着してくれそうかを見極めるための質問が多くなります。重複しますが採用にはコストがかかり、早期退職になれば採用活動費が膨らんでしまいます。

 

一緒に働くことができるかという現場目線とは違い、人事が定着してくれることが分かれば、二次面接や最終面接で長く働いてくれる優秀な応募者として次のステップへ上がることができます。

 

この場合、これまでの職務経験をPRするよりも募集している職務への理解や事業への共感を伝える方が面接担当者のポイントは高いです。自分は会社の社風やカルチャーにフィットしているということを質問で答えることができれば、印象アップ間違いありません。

 

最後に

当記事で解説した内容をまとめます。

 

・一次面接は次のステップへの絞り込みの場

・落ちないためには忠実に働けることをPRする

・一次面接に通過するためは5つの対策が必要

・面接担当者別でも対策が変わる

 

一次面接を通過するためには、しっかりとした準備と対策が必要です。面接対策ができていれば、二次面接や最終面接といった次のステップへ行くことも可能です。特に一次面接で最も重要なのは印象です。

 

印象は事前準備と対策をしていくことで上げていくことも可能ですが、面接前にもチェックしておきましょう。面接時間の10分ほど前に到着するように時間を調整し、服装の乱れや髪型の乱れなど身だしなみをチェックして面接会場へ行きましょう。

 

面接の場では普段の打ち合せよりも距離が離れていることもあるため、普段より少し大きめで話すことも重要です。ちょっとしたことで印象は劇的に変わります。ぜひ、一次面接を受ける人は参考にしていただき、次のステップへの切符を手にしてください。

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