「明日面接なのに何もしてない…」と焦っている方はいませんか?こういった場合まずは落ち着いて、今からでも面接の準備を行うことが大切です。本記事では、面接前日からできる準備、次回からやるべき面接準備、事前準備が苦手な方の対処方法について解説します。
目次
明日面接なのに何もしてない…今からでもできる準備
仕事や卒論作成が忙しく、明日面接なのに何もしてないということもありますよね。そんな場合は慌てず、今からでもできることを探しましょう。たとえば次の5つは前日からでも行えるはずですよ。
- ①会社の事業内容を把握する
- ②逆質問を考える
- ③志望動機をまとめておく
- ④一般的な質問に対する答えを用意する
- ⑤口コミサイトで質問例を確認する
これら5つを行うだけでも選考通過率がぜんぜん違いますので、やっておきましょう。1つ1つの準備について詳しく解説していきます。
①会社の事業内容を把握する
会社の事業内容の概要を把握するために、ホームページだけでもせめて見ておきたいです。事業内容を理解していないことがバレたら、採用される可能性は極めて低いと言っていいからです。
ホームページの中でも、IR情報のプレゼン資料を読むのがおすすめです。IR情報は企業が株主や投資家に対し、事業内容をアピールするための情報であるため、分かりやすく資料がまとまっており、時間がないときでも読めます。
IR情報では現在力を入れている事業や今後の動き、などについて知ることが可能です。これらに目を通し、事業内容を頭に入れておくだけでも、面接中の安心感が違います。
②逆質問を考える
面接では「最後に何か質問はありますか?」と聞かれる場合がほとんどです。ここで「質問はありません」と答えてしまうと、転職意欲が薄いとみなされてしまい、落とされる可能性が高くなります。そのため、逆質問をせめて1〜2つは考えておくと良いでしょう。
ただし、調べればすぐ分かるようなことを質問するのは避けるべきです。たとえば「今力を入れている事業は何ですか?」といった会社案内にも掲載されているようなことはNGですので気をつけてください。
あくまで例ですが、「○部署の雰囲気について教えてください」「○部署の方はどんなこだわりを持っていますか?」など部署のことに絞って質問すると、質問内容に具体性があるように感じられておすすめです。
③志望動機をまとめておく
会社の志望動機はほぼ必ず聞かれるので、履歴書に記載した内容をベースに考えておきましょう。
注意点ですが、志望動機は会社の事業内容に合わせたものにすることが肝心です。「別の会社でも良くない?」と思われるような志望動機は避けた方が良いでしょう。
たとえば「システム開発に携わりたくて志望した」だと他のIT企業でも良いことになってしまいます。もっと「御社は顧客目線に立ったWeb制作を重視しており、自分はそのような開発に携わりたくて志望した」のように具体的にすることが肝心ですね。
④一般的な質問に対する答えを用意する
どこの企業でもだいたい聞かれる質問というのはいくつかありますよね。たとえば、以下のような質問は面接で多く聞かれます。
- 長所・短所
- 自己アピール
- 学生時代の経験
- 前職での実績・経験
- 就職したらやりたいこと
- 5年後のキャリアプラン
- 他社の選考状況
これらの一般的な質問に対する答えは、事前に用意しておきましょう。さすがに定番の質問すらスラスラ答えられないようでは、面接官から呆れられてしまいます。
⑤口コミサイトで質問例を確認する
面接では一般的な質問以外だけでなく、その企業独自の質問をされることもあります。たとえば「このボールペンを私に売って下さい」みたいな、ちょっと考えないと答えられない質問です。
こういった尖った質問をする企業対策として「転職会議」などの口コミサイトを活用することをおすすめします。口コミサイトには転職者が過去された質問内容が書き込まれていることがあるのです。
質問例を事前に確認しておけば、想定外の質問にも動揺せず答えられます。ただし、規模が小さい会社の場合口コミサイトに書き込みがないこともあるので、注意が必要です。
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全く面接の準備ができていないなら辞退も検討する
どうしても準備が間に合わないという場合、思い切って辞退も検討してみましょう。前日まで全く準備していないということは、そこまで行きたい会社ではないということではないでしょうか?それなら辞退するというのも選択肢に入るかと思います。
もちろん辞退するというのは相手企業にとって失礼ではあります。辞退するのであれば、できるだけ早めに連絡することが大切です。メールや電話で辞退する場合、しっかりと謝罪の言葉を述べるのも忘れないようにしましょう。
次回からやるべき面接の事前準備
ここからは、次回からやるべき面接の事前準備を解説します。時間に余裕があるなら、次の4つはやっておきたいです。
- ①友人と面接練習を行う
- ②企業研究をノートにまとめる
- ③スケジュールをしっかり立てる
- ④自己分析を深堀りする
これら4つをやることで面接官から評価が上がりやすくなり、合格へとぐっと近づきます。1つ1つの事前準備について詳しく解説しましょう。
①友人と面接練習を行う
時間に余裕があるなら友人や家族と面接練習を行いましょう。
面接練習を1人でやり続けるとだんだん回答内容が独りよがりなものになっていきやすいです。たとえば、大学の研究内容について回答する際に専門用語を盛り込みすぎて、面接官に伝わらないものになってしまうなど。
友人や家族からフィードバックをもらい、独りよがりになっていないか確認することで、内定獲得率がアップするでしょう。
②企業研究をノートにまとめる
企業研究内容をノートにまとめることも大切です。ホームページ内容やIR情報はもちろん、社長が出している本を読んだり関連企業・ライバル企業についても調べたりすることで、より企業について詳しくなることを目指します。
他にも、社長がインタビューに答えた記事なども読むと良いです。インタビュー内容を読むことで、企業のこれからの方針などが分かります。
ノートにまとめたら面接直前に読み返すと良いです。結構待ち時間が長くなることも多いので、その時間を有効活用するようにしましょう。
③スケジュールをしっかり立てる
スケジュールをしっかり立てることも大切です。
いつから準備を行い、何時までに会場を向かうか予定を立てておきましょう。予定を立てることで面接の事前準備を忘れることもなくなるはずです。
予定はノートに書くのも良いですが、Google Calendarを利用するのも手です。Google Calendarに予定を書き込むと予定の前にスマホのアラームを鳴らしてもらえるため、うっかり予定を忘れることがなくなります。
④自己分析を深堀りする
時間があるなら自己分析もより深堀りするようにしましょう。
自己分析を深堀りすることで、長所・短所や自己アピールがありきたりではないものになります。面接官は何人もの就活者を相手にしており、同じような回答に飽き飽きしている場合もあります。具体性のある回答をすることで、面接官をぐっと惹き付けることができるでしょう。
また、面接では「それはなぜ?」と追求されることも多いです。「それはなぜ?」と聞かれた際に慌てないよう、予め回答内容を掘り下げておくと安心でしょう。
面接の事前準備が苦手なら転職エージェントに相談
面接の準備はなるべく早くから行うことが大切です。でも、面接の事前準備が苦手という方もいるのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、転職エージェントの活用です。転職エージェントに登録すると、担当者が自分に1人ついてくれて面接をサポートしてくれるのです。そのため、事前準備が苦手な方でも安心でしょう。
具体的にどんなサポートをしてくれるか解説します。
面接練習を行ってくれる
転職エージェントの担当者は、企業や業界ごとに想定される質問例を考えた上で面接練習を行ってくれます。転職のプロの目線から良し悪しを判断しアドバイスしてくれるため、効果的な面接対策ができるでしょう。
面接練習は実際に声を出す必要があるため面倒で、つい後回しにしてしまいがちです。エージェントに登録すれば面接練習をサボってしまうこともありません。
更に、担当者は履歴書や職務経歴書の添削も行ってくれます。エージェントを活用することで通過率を上げることができるため、利用しないと損と言えるでしょう。
自己分析に役立つアドバイスをしてくれる
エージェントの担当者は自己分析のアドバイスもしてくれます。客観的な視点から自分の性格を判断してくれるため、就職活動において役立つことが多いでしょう。
自分が思っている自分の性格と他人が思っている自分の性格は、食い違っていることもよくあります。たとえば、自分では「落ち着きがある」と思っても、周囲の人からは「積極的に動ける」と見られているなど。
自己分析では客観的に自分を見ることが大切ですが、中々難しいですよね。そこで、エージェントの担当者に客観的な自分の性格を指摘してもらいましょう。
最後に
この記事で説明してきた内容をまとめると以下の通りです。
この記事のポイント
- 会社の事業内容を把握 / 逆質問・志望動機を考える / 一般的な質問に対する答えを用意 / 口コミサイトで質問例を確認、といったことは面接前日からでも間に合う
- どうしても準備が間に合わないという場合辞退も検討する
次回以降の面接では、友人と面接練習 / 企業研究をまとめる / スケジュールを立てる / 自己分析の深堀り、といった準 - 備をしっかりやること
- 事前準備が苦手な方は転職エージェントの活用がおすすめ
面接前日からでもできることは結構ありますので、少しでも合格率を上げるために頑張ってみましょう。とはいえ、面接対策はできるだけ時間をかけて行う方が望ましいです。事前準備が苦手な場合は、エージェントを活用し担当者のサポートを受けるのがおすすめでしょう。
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