転職で年収が下がる5つのパターンとは?当てはまったら要注意

転職を検討しているが年収が下がってしまわないか不安、という方も多いのではないでしょうか。転職で年収を下げないためには事前準備が肝心です。本記事では、転職で年収が下がるパターン、下げないためのポイント、などについて解説しますね。

転職の年収が下がる人はどれぐらい?

転職したら年収が上がるのか、下がる場合が多いのか気になる方は多いでしょう。参考までに令和元年の転職入職者の賃金変動状況のデータを記載します。

前職よりも賃金が増加した人の割合は34.2%です。一方で減少した割合は35.9%、変わらない人の割合は27.9%となっていました。

参考:厚生労働省「4 転職入職者の状況」

つまり、年収が上がる人もいれば下がる人もいる、ということです。確率でいえばだいたい同じ程度ですね。

 

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転職で年収が下がるパターン

転職で年収が下がるパターンで多いものを5つ紹介します。

  • ①未経験の職種に転職した
  • ②年収が低い企業からの内定しかない
  • ③役職がつかなくなってしまった
  • ④転職先を決めることを急ぎすぎた
  • ⑤内定後に年収交渉をしなかった

これら5つのパターンに陥らないように注意が必要ですね。それぞれのパターンについて詳しく解説していきます。

 

①未経験の職種に転職した

1つ目は未経験の職種に転職したパターンです。ガラッと仕事内容や働き方を変えたいと考える方もいるでしょうが、年収アップを重視したい場合は気をつける必要がありますね。

未経験の職種に転職すると当然その会社に貢献できる割合が減ります。そのため、未経験でも応募できる求人は給与水準が低い場合が多いです。

また、未経験だと給与交渉でも強気に応じることができず、求人票どおりの月収となってしまう場合がほとんどでしょう。

転職で年収を上げたいなら、今までのスキル・経験をなるべく活かせる仕事を選びたいですね。特に30代以降は未経験の仕事に転職すると一気に収入が減る可能性がありますよ。

 

②年収が低い企業からの内定しかない

2つ目は年収が低い企業からしか内定がもらえなかったパターンです。単純にスキル・実績が足りず、優良企業の内定を獲得できない人は多くいます。

この場合は仕方がありませんので、ひとまず転職は諦め、現職で実績を積んだり資格獲得を目指したりするのがよいでしょう。

また、スキル・実績は十分はあるものの、書類や面接で十分なアピールができていないという可能性もあります。

この場合は、転職エージェントのサポートを受けるのがよいですね。エージェントでは面接練習をしてくれたり、必要書類の添削をしてくれます。選考通過率を高めたいならおすすめですよ。

 

③役職がつかなくなってしまった

3つ目は役職がつかなくなってしまうパターンです。たとえば、前職では課長に就任していたのに、転職したら平社員になってしまうという状況です。

役職がつくと給与水準が上がったり役職手当がついたりしますから、平社員に戻ってしまえば当然給料が少なくなってしまいますね。

管理職やマネジメント職の求人が多いのは、スカウト制のエージェントです。現職で管理職についているなら、スカウト制のエージェントの利用がおすすめですね。

 

④転職先を決めることを急ぎすぎた

4つ目は転職先を決めることを急ぎすぎたパターンです。転職先を早く決めないとと焦ってしまい、本当は条件に不満があるのに転職を決めてしまう方は多くいます。

転職活動で焦らないコツは、前職を辞める前に転職することです。辞めてから転職活動すると、金銭面の心配もあり、どうしても妥協したくなってしまいます。

また、両親や周囲の人から転職を早く決めるように言われる方も多いと思いますが、それでも焦らないようにしたいものです。両親には今が大事な時期であること、貯金はある程度確保していることを話し、上手く説得しましょう。

 

⑤内定後に年収交渉をしなかった

5つ目は内定後の年収交渉をしなかったパターンです。

オファー面談時や最終面接では年収交渉を行うことができます。企業から提示された給与に不満がある場合、「もう少し上げていただけないでしょうか」と交渉が可能です。

特に現職よりも提示された給与が低いなら、率先して給与交渉したいところです。

給与交渉するコツは前職の実績が分かる資料を持参し、「こういった実績を持っています」と自信を持ってアピールすることです。資料を見せることで説得力が増します。

また、転職エージェント経由で転職する場合、担当者が給与交渉を代行してくれます。

 

転職で年収を下げないためのポイント

続いて、転職で年収を下げないためのポイントを4つ紹介します。

  • ①自分のスキル・経験を事前に整理する
  • ②成長している企業を選択する
  • ③現職を辞める前に転職活動する
  • ④転職が難しい場合スキルアップを優先

これら4つのポイントを意識することで、はじめての転職活動でも成功しやすくなります。それぞれのポイントについて詳しく解説していきますね。

 

①自分のスキル・経験を事前に整理する

自分のスキル・経験を事前に整理することは基本です。自分が関わったプロジェクトの売上データや社内で表彰された証拠などは取っておきましょう。

今よりも年収の高い企業に応募する場合、過去の実績を上手くアピールし企業にどのように貢献できるのか語る必要があります。「これだけの給与をもらうだけの実力」を示さないと、転職で年収アップは望めないことを意識しましょう。

 

②成長している企業を選択する

年収を上げたいなら現在成長中の企業を選択することも基本ですね。その会社の現状の売上が好調でも、将来性が見込めない場合は転職すべきかよく考えましょう。

成長している企業に所属すれば、会社の成長にともなって自分の給料も上がっていきやすくなります。逆に成長が止まっている企業だと、どんなに企業に貢献しても売上に結びつかず、給料も上がらないことが多いでしょう。

業界ごとにどの分野が将来性があるのか、書籍などを読んで勉強しておくことが大切です。

 

③現職を辞める前に転職活動する

できれば現職を辞める前に転職活動することをおすすめします。辞める前に転職活動すれば、転職を諦めるという選択もできるため、年収が今より下がるという事態は避けられます。

とはいえ、仕事と転職活動の両立が難しい方もいますよね。有給がなかなか取れず、スケジュール調整が難しい人もいるはずです。

できるだけ現職が忙しくない時期に転職活動は行いたいです。

 

④転職が難しい場合スキルアップを優先

転職が難しい場合はスキルアップを優先した方がよいです。現状のスキル・経験ではどうしても収入アップが難しい場合はあります。また、40代になるとマネジメント経験が求められてきます。

資格獲得などを通じてスキルアップしたり、現職でプロジェクトのリーダーとして活躍したりすれば、転職で年収アップを狙える可能性が高まりますよ。

今のスキルで年収アップできるか分からない、という方は転職エージェントに相談しましょう。担当者が自分のスキル・実績を加味して、推定年収を査定してくれます。

 

転職で年収を上げたいならエージェントを活用する

転職で年収をできるだけアップさせたい。そんな方は転職エージェントを活用するのがおすすめです。

転職エージェントに登録すると、担当者が自分に合った求人を紹介してくれます。そのため、転職活動の効率を上げることが可能です。

ですが、転職エージェントのメリットはそれだけではなく、次の3つのメリットもあるのです。

  • ①非公開求人は年収が高いことが多い
  • ②年収交渉を代行してくれる
  • ③面接での自己PR方法を指導してくれる

 

①非公開求人は年収が高いことが多い

転職エージェントでは非公開求人も閲覧することが可能です。非公開求人とはエージェントの担当者経由でしかみられない求人のことであり、一般の転職サイトからは応募することはできません。

非公開求人は応募できる人を絞っている分、年収や福利厚生などの条件が他の求人よりも良い可能性が高いです。そのため、年収アップしたいなら狙っていきたいですね。

 

②年収交渉を代行してくれる

転職エージェント経由で内定獲得した場合、担当者が年収交渉を代行してくれます。年収交渉を行うことで、求人票に書かれた給料よりも高い給料を得られる可能性があります。

年収交渉は気弱な方や自己PRが苦手な方だと難しいことが多いです。また、必ずしも成功するとは限りませんし、下手に行うと採用担当者との関係を悪くしてしまうこともあります。そのため、転職のプロに代行してもらうのはおすすめですよ。

 

③面接での自己PR方法を指導してくれる

転職エージェントでは、面接での自己PR方法を指導してくれます。また、模擬面接を行ってくれたり、企業ごとに想定質問リストを作成してくれたりもします。

前職で優秀な実績を持っていても、面接でアピールできなくては意味がありません

面接に苦手意識を持っている方は、エージェントの活用がおすすめですよ。

 

最後に

この記事で説明してきた内容をまとめると以下の通りです。

この記事のポイント

  • なぜ転職で年収が下がるパターンは、未経験の職種に転職した/年収が低い企業からの内定しかない/役職がつかなくなってしまった/転職先を決めることを急ぎすぎた/内定後に年収交渉をしなかった
  • 転職で年収を下げないためのポイントは、自分のスキル・経験を事前に整理する/成長している企業を選択する/現職を辞める前に転職活動する/転職が難しい場合スキルアップを優先
  • 転職で年収を上げたいならエージェントを活用するのがおすすめ

せっかく転職するならなるべく良い条件で転職できるようにしたいです。年収交渉などに自信がない方は、転職エージェントを活用するのがおすすめですね。

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