自分に向いている仕事に転職するには?見つけるためのポイントも解説

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自分に向いている仕事はなかなか分からない

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今やっている仕事に身が入らない。向いていない気がする。
これから転職して業種や職種を変えようと思うが、向いている仕事の見つけ方が分からない。
そんな悩みはないでしょうか。

誰しもが「自分に向いている仕事をしたい」と考えるものですが、なかなかうまく見つけられるものではないでしょう。

このページでは、どうやったら自分に向いている仕事を見つけられるのか、その方法を解説していきます。
大きくポイントとなるのは、以下の手順です。
・そもそも「向いている仕事とは何か?」という根本から見つめ直す
・自分に向いている仕事は何かを見つける
・自分に向いている仕事の募集を探す
それぞれ、詳しく見ていきましょう。

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現在の不満を洗い出す

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そもそも、「向いている仕事とは何か?」について考えてみましょう。

「自分に向いている仕事を探したい」と考えているのなら、少なくとも今の仕事は自分に向いていないと感じているはずです。
「今の仕事のどんな部分が向いていないと感じるか」を調べることは、反対に「どんな仕事であれば向いているのか」を知るきっかけになります。
そのために有効なのが、現在抱いている不満を洗い出すという方法です。これで洗い出された不満をそれぞれ調べていくことで、逆に自分が何を求めるのかが浮き彫りとなります。
・職種への不満足
・業界への不満足
・企業への不満足
上記の内容を調べていくとスムーズに分析できるのではないでしょうか。

職種に対する不満足はあるか

まずは、自分の職種に対する不満足を考えてみましょう。

事務職だが、淡々とした作業がつまらなく感じる。
営業職だが、人とコミュニケーションをとるのがあまり好きではない。
プログラマーだが、PCではなくもっとユーザーと向き合いたい。

上記は一部例です。当然ほかにもいろいろな不満足があるでしょう。自分の職種の何に対して満足できないかを洗い出してみましょう。

業界に対する不満足はあるか

次に、自分が属している業界への不満足について考えてみましょう。

小売業、製造業、医療・介護、エンタメなど、さまざまな業界があります。
このとき、「業界」とひとことで言ってもかなり意味するところが広くなってしまいます。自分の業界について理解しにくかったり、挙げにくいようであれば、「自分が扱っている商品やサービスへの不満」と考えても大丈夫です。

ここでは厳密に「業界」について考えたいわけではなく、自分が関わっている仕事の大枠についての不満がないかを見つけ出すことが重要なのです。

企業に対する不満足はあるか

次に、自分が籍を置く企業に対しての不満足を挙げてみましょう。
もっともイメージしやすいため、おそらく、ここで一番多くの不満が挙がるのではないでしょうか。

休みが少ない、残業が多い、人間関係が良くない、昇進に納得できないなど、さまざまな不満が考えられます。

自分の気持ちとなるべく正直に向き合って、本音で書き出してみましょう。

どうなれば向いていると感じられるかを書き出す

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ここまでは、現状でどんなことに満足できていないのかをリストアップしてみました。次は、これをもとに「自分に向いている仕事」を本格的に探す段階になります。

・自分が何を求めているかを整理する
・求めている要素から向いている仕事を導く
・満足できる仕事や企業を探す
上記の順番で進めていきましょう。

職種/業界/企業に求めるものを整理する

先ほどの不満足の書き出しで出したリストを使って、「どうなれば満足なのか」という状態を導きます。

<例>
事務職だが、淡々とした作業がつまらなく感じる。
→日々変化があり、自分で考えた解決策を求められる仕事がしたい。

営業職だが、人とコミュニケーションをとるのがあまり好きではない。
→人ではなく、仕組みやシステムと向き合うのが好きである。

プログラマーだが、PCではなくもっとユーザーと向き合いたい。
→人の生の声や意見を取り入れる仕事が向いている。

上記は、職種に対する不満足を満足へと変換した例です。これと同じことを、業界への不満足、企業への不満足でも行います。

すると、どんな職種/業界/企業であれば満足なのかを整理することができます。

何がどうなったら満足になるかを言語化

先ほど整理した「どんな職種/業界/企業であれば満足なのか」について、もう少し深く考えるのがこの段階です。

<例>
事務職だが、淡々とした作業がつまらなく感じる。
→日々変化があり、自分で考えた解決策を求められる仕事がしたい。

製造業だが、顧客の顔が見えず、喜んでもらえているかのやりがいがない。
→直接ユーザーの顔が見える仕事をしやすい業界で働きたい。

簡単な仕事をしているためなのか、給与が低い。
→難しい仕事を任され、それによって給与をアップさせたい。

例えば上記では、職種における仕事内容の不満は、実は企業における待遇や評価とも関連した不満であったことが分かります。
ただ単に「職種への不満は職種を変えれば解決する」というだけではない可能性があるのです。

先ほどは個別に考えていた「職種/業界/企業の満足」を、それぞれ横断的に関連付けて考えてみましょう。

その結果を言語化することで、見えていなかった自分のことが見えるようになってきます。

満足できる転職先を探す

職種/業界/企業について、どうなったら満足できるかを整理できたら、最後はその満足を満たせる状態にするための作業を行います。

最初にやるべきは、今の会社で達成できないか、現職に働きかけてみることです。

<例>
事務職だが、淡々とした作業がつまらなく感じる。
→日々変化があり、自分で考えた解決策を求められる仕事がしたい。
→もっと上位職に昇進し、関わる仕事の難易度を上げたい。

製造業だが、顧客の顔が見えず、喜んでもらえているかのやりがいがない。
→直接ユーザーの顔が見える仕事をしやすい業界で働きたい。
→カスタマーサポートや営業など、顧客と直接やりとりする部署で働きたい。

簡単な仕事をしているためなのか、給与が低い。
→難しい仕事を任され、それによって給与をアップさせたい。
→難易度が高い仕事ができる場所に移り、給与アップにつなげたい。

このように、やり方によっては現職でも不満を解消し、満足いく状態になることができるかもしれません。

現職で難しそうだと判断したら、転職先で満たせる場所を探しましょう。
すでに自分が何を求めているか言語化しているので、それらを軸にして企業を探していきます。

求めるものには優先順位をつける

現職のまま模索する場合も転職先を探す場合も、おそらくすべての欲求を満たすのは難しいでしょう。

そこで、求めるものには優先順位をつけてから挑むことをおすすめします。

<例>
優先順位1位:もっと上位職に昇進したい
優先順位2位:顧客と直接やりとりする部署で働きたい
優先順位3位:給与アップさせたい

例えば上記の例の場合、優先順位を決めたことで以下のような対応が考えられます。

「優先順位1位と3位を満たせる企業を見つけた。2位はかなえられないが、それは今回は諦めよう」
「異動申請が通って、社内で優先順位2位を満たせることになった。わずかだが給与アップするので3位も少しだけ満たせる。一旦、転職はしなくて良さそうだ」

今、自分は何を満たすために活動しているのかを明確にすることで、活動のゴールも明確になるでしょう。

診断やサイトを併用してみる

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自分のことはなかなか客観視できないものです。そこで、第三者の手を借りてみるという手法もおすすめです。

転職診断や転職サイトを併用する

転職サイトには、多くの場合、自分の適職を診断してくれるサービスや診断ページが設けられています。これらを使うことで、自分に向いている仕事を見つけるきっかけに出会えるでしょう。

転職サイトなので、そのまま応募できたり選考サポートなどもしてくれたりすることは魅力です。

このときに特に注意したいのが、一つのサイトだけに頼らないことです。見方や意見が偏ってしまいかねないので、複数の診断や複数のサイトを活用し、幅広い第三者の視点を集めることが重要となります。

エージェントに相談してみる

サイトではなく、人に相談してみるのも手です。転職のプロであるエージェントに相談することも考えてみて下さい。

自分に特有の事情を汲み取ってもらったり、あらかじめ用意された選択肢には含まれていないが自分は重要視しているポイントなどについて相談したりできます。人に相談するほうが、決められた診断などに比べて柔軟性は高いものです。

この場合も、一人のエージェントだけではなく、複数人のエージェントに相談してみることをおすすめします。

最後に

この記事で説明してきた内容をまとめると以下のとおりです。

この記事のポイント
・まずは、現状で何が不満なのかを挙げてみる
・不満点から、自分はどうなれば満足なのかを整理する
・求めるものに優先順位をつけながら、現職に働きかけたり転職先を探したりするとうまくいきやすい
・客観視が難しいなら、転職サイトやエージェントなど他者を頼るのも手段の一つ

誰もが自分に向いている仕事をしたいと思っているはずですが、それをかなえている人の数はそれほど多くなさそうです。
ぜひこの記事を参考にして自分に向いている仕事を見つけ、楽しくキャリアを送る助けにしてみてください。

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