ネットワークエンジニアに転職したいが、志望動機の書き方が分からないという方も多いのではないでしょうか？志望動機の書き方にはいくつかのポイントがあります。本記事ではネットワークエンジニアの志望動機の書き方について解説します。

ネットワークエンジニアとは？

ネットワークエンジニアはコンピューターネットワークの構築・保守・管理を行う仕事ですね。

SNSやECサイトなどのシステムを動かすには、ネットワークの整備が必要不可欠です。ネットワークエンジニアはシステムが正常に動くようネットワークを監視したり、不具合が起きそうな箇所をあらかじめ修正したりしますね。

ルーターやスイッチなどの物理的な機器に触れる機会も多い仕事です。また、ネットワークの設計から保守まで、1人で担当することも多いですね。そのため自主性および幅広い知識・経験が求められる仕事でもあります。

ネットワークエンジニアとインフラエンジニアの違い

ネットワークエンジニアとインフラエンジニアはよく混同されますが、厳密には違う職種です。どちらもサービスの安定運用を支える、縁の下の力持ち的な存在であることは共通していますが、担当する箇所が異なります。

ネットワークエンジニアの担当箇所はネットワーク周辺です。一方、インフラエンジニアはネットワークも含めたインフラ環境全般を扱います。たとえば、サーバやOSの管理なども担当することが多いです。

基本的に大規模なシステム開発であるほど担当箇所は細分化されやすく、ネットワークエンジニアのポジションを設けることが多いですね。

志望動機を書く際は、担当箇所の違いについて気をつけましょう。

【転職を検討の方へ】あなただけの「転職エージェント」を探して内定を！

転職に関する悩みは尽きることがありません。加えて自分だけの力で、希望する企業の内定を得るのは難しい時代です。

「みんなのエージェント」なら、まずは専属コンシェルジュがお悩みを伺わせていただき、無料で転職相談を承ります。また、あなたにピッタリの転職エージェントをご紹介。

まずはお気軽にご相談ください。

ネットワークエンジニアの志望動機を書くポイント

ネットワークエンジニアの志望動機を書くポイントを4つ紹介します。

• ①自分のスキルを最大限にアピールする
  
• ②なぜその企業なのか理由を明確にする
  
• ③ネットワークに対する意欲をアピールする
  
• ④正確さと忍耐強さをアピールする

これらのポイントを意識してまとめることで、採用されやすい志望動機になりますよ。
1つ1つのポイントについて詳しく解説していきます。

①自分のスキルを最大限にアピールする

自分のスキルは志望動機内で最大限にアピールしましょう。

エンジニア職はスキルの高さが選考で重視されるため、志望動機でもスキルのアピールは忘れずに行った方が良いです。志望動機＝自己PRの場と捉えましょう。

たとえば、ネットワーク機器やネットワークの仕組みに関する知識があることや顧客の要望を元にネットワークの構築を行った上流工程スキル、外部からの攻撃から身を守るためのセキュリティスキル、などを保有していることをアピールします。

自己PRを盛り込むことが志望動機を書く際の基本です。ここがズレているとスタート地点に立つことができないですね。

②なぜその企業なのか理由を明確にする

なぜその企業なのか理由を明確化させましょう。志望動機で多いのが、ネットワークエンジニアを志望する理由は書かれていても、その企業である理由は書かれていないことです。

「別の企業でも良くない？」と面接で突っ込まれてしまう志望動機は避けましょう。

企業の特徴についてよく調べることがまず肝心です。会社の製品に関する口コミをSNSなどで調べたり、会社のホームページのIR情報や社長インタビュー記事などを読み込んだりしましょう。

企業の特徴を知ることで、「なぜその企業なのか」理由を考えやすくなりますよ。

③ネットワークに対する意欲をアピールする

特に未経験の場合、前職の実績を志望動機に盛り込めないため、ネットワークに対する意欲はせめてアピールすることが肝心です。

たとえば「ネットワークスペシャリスト試験」や「シスコの技術者認定試験」などの資格取得をしたことを話すのはおすすめです。資格を取得することで、業務に必要なスキルを一通り取得していることを分かりやすく伝えることができますね。

他にも、AWSやGCPなど、最近のネットワークエンジニアに求められるクラウドサービスに関する勉強を行っていることを、アピールするのが良いです。最新スキルを学習していることを話すことで、先を見据えてスキルアップに勤しんでいることが伝わります。

さらに、今後ネットワークエンジニアとしてどういう感じにキャリアアップしたいかも話すとなお良いでしょう。たとえば「10年後はITコンサルタトントに転職し、インフラ知識を活かしたコンサルティングを行いたい」などです。

④正確さと忍耐強さをアピールする

志望動機では保有スキル以外に正確さ・忍耐強さもアピールすると良いです。

なぜなら、ITインフラは「動いて当たり前」とみなされるため、少しのミスも許されず、作業の正確さが求められるからです。

たとえば、不具合や障害が発生しないよう、ログ調査を厳重に行う必要があります。さらに、トラブルが発生した際は不眠不休で解説にあたらないといけないこともありますね。そのため、ネットワークエンジニアには正確さ・忍耐強さが強く求められるのです。

ネットワークエンジニアの志望動機の書き方

ネットワークエンジニアの志望動機の書き方を解説します。経験者の場合、未経験者の場合に分けて例文付きで解説しているので、ぜひ参考にしてください。

経験者の場合

経験者の場合の志望動機の書き方をまとめました。OK・NG例をそれぞれ紹介しています。

OK例

OK例のように御社が他社に比べてどこが優れており、何に感銘を受けたのか話すことで、「なぜこの企業なのか」という疑問に明確に答えることが大切です。また、自分が持っているネットワークスキルは最大限にアピールしましょう。具体的に数字を絡めて前職での実績を話すとなお良いですね。

NG例

NG例では、前職でどういったスキルを得たのか見えてこないですね。また、前職の不満点を語ったり「残業が少ないから」など自分の都合重視の志望動機を言ったりするのもよくありません。このような志望動機ではネットワークエンジニアの業務に対する熱意も伝わってこないですね。

未経験者の場合

未経験者の場合の志望動機の書き方をまとめました。OK・NG例をそれぞれ紹介しています。

OK例

OK例では前職の意見を細かく書いており、どの人でどういうスキルを持った人材なのか分かります。また、「なぜこの企業なのか」という疑問にも答えています。さらに、現在獲得中のスキルについても語ることで、ネットワークエンジニアに対する熱意も伝えられています。

NG例

このように、ネットワークエンジニアの仕事に対する意欲が伝わってこないのはNGです。前職での経験も具体的に書かれておらず、これでは採用はされないでしょう。

最後に

この記事で説明してきた内容をまとめると以下のとおりです。

ネットワークエンジニアはIT企業に必要不可欠な存在であり、求人数も安定しており比較的転職しやすい仕事です。志望動機では自分の保有スキルや御社に対する情熱を最大限アピールできるようにしましょう。

無料！エージェントを直接指名して転職を成功させよう

転職を成功させるための秘訣をご存知ですか？
それは、一流の転職エージェントを選ぶことです。みんなのエージェントには多くの転職者から評判のエージェントが勢揃い。
無料で、自分にあったエージェントの提案を受けることができます。評価や口コミを参考にしながら気になるエージェントを探し、まずは気軽に話を聞いてみましょう。

 

 

詳細をチェック